太物ワイヤロープのアイスプライス加工を行うには、写真のような回転バイスの設備が必要です。太物ワイヤロープをバイスにセットしたら、地下に設置したモーターでバイスを回転させて、ワイヤロープの撚りを抜いて編み込んで行きます。関東を含む東日本地区で1工場内に地下埋込型回転バイスを２基設置しているのは弊社だけと聞いております。

東京湾の中ノ瀬航路海底工事終了後、海底清掃に使用された特大ワイヤロープネットです。お客様より、万が一、網に魚や貝類が入っても簡単に逃げられるように天網を付けずに、網目を大きくしてほしいと云うご要望で制作致しました。

ワイヤロープでバスケットを作りました。階上への資材吊り上げにご利用頂いております。落下防止用のコンパネ内張り、鉄皿のご用命も承っております。

この加工は「ひげかくし・長差し・段々差し」等と云われるアイスプライス加工の一つで、６本のストランドを編み上げながら、そのストランドを1本ずつ芯綱の代わりにロープの中心に埋め込んでいく編み方で、ストランドの切断端部(ひげ)が表面に出ないのが特徴で、漁業に多く用いられています。

写真の通りワイヤロープを横に張って編み上げてゆきます。

ホーサー用クロスロープのアイスプライス加工と、ロープの擦れを防止するための、保護カバーベルトの装着作業です。

化繊ロープネットの特徴は、軽い、柔らかく、確実に荷物を包み込む、そしてコンパクトに折り畳めて、収納に便利です。また古臭いイメージの縄梯子ですが、まだまだ需要があります。

黄色いチューブは何のため。

1. 表記「TSKK」は製造者「TSKK」東光資材㈱を表す略号です。
2. 表記「219条」はｸﾚｰﾝ等安全規則219条に合致した玉掛索であることを表しています。
3. 表記「12mm×3m」はその玉掛索のﾛｰﾌﾟ径と長さを表しています。
4. 表記「(使用荷重1.2t)」はそのﾜｲﾔﾛｰﾌﾟの安全使用荷重を表しています。(使用荷重＝破断荷重／安全率6)
5. 表記「07M0028」はその玉掛索の製造番号です。弊社製造の玉掛索全ては、この製造番号で製造日､製造担当者､使用材料､仕上検査､出荷日､出荷先名等を管理しています。